今日は母・妹と女3人での温泉旅行。
泊まるのは修善寺『嵯峨沢館』リッチな旅館、100%かけ流し温泉だ。
この『嵯峨沢館』、母がずっと行きたがっていた旅館で、ご近所さんが絶賛しているらしい。
10月の母の誕生日に何がほしいか聞いたところ、旅行に連れてってくれということだったので、
妹と旅行をプレゼントすることにした。
東京駅で駅弁を買い、踊り子号に乗る。
母はこの時点でニコニコ、ウキウキなご様子。
私はいつもなら
『駅弁にはビールでしょう!!』
というところだが、今はゲンジローのため、お茶でガマン。
焼肉弁当は美味でした♪
修善寺駅周辺は思ったよりもパッとしない。
有名な温泉地なんだからもっと栄えてもいいのになーと思った。
嵯峨沢館は上品な旅館だった。
チェックイン前にラウンジに通され、お茶と和菓子を運んできてくれる。
美味しい和菓子に盛り上がっていると、旅館の人が記入用紙を持ってきてくれ、
座ったまま記入を済ませるのだ。
そしてまもなく部屋に案内される。
露天風呂付きの部屋もあったし、そうしても良かったのだが、
なにしろ風呂数の多い旅館だし、1泊だけなので、入りきれないと思って
普通の部屋にした。(部屋風呂は付いている。しかも檜風呂!温泉!)
3人にはもったいない広さ。
清掃の行き届いた室内。
うーーーん、いい感じ♪
夕食の時間を決め、岩盤浴の予約をして、いざ、温泉へ。
夕食は食事のための個室に用意されている。
部屋数と同じ数の個室があり、他の客と一緒になることはない。
食事はボリュームたっぷり。
『旬菜会席』というメニューは上品でどれもこれも美味しい。
好き嫌いのない母は「全部食べちゃったーーー苦しいーーー」とご満悦。
私はツワリで嫌いになったもの意外を食べたけど、
ほんと今まで食べた旅館の夕ご飯で一番だったと思う。
満腹で部屋に戻るとふかふかの布団がしいてあり、
珍しく、母はうたた寝。
幸せそうな顔を見て、連れてきてよかったと思った。
お風呂はたくさんあって、入りきれないほど。
どれも広く、湯量豊富で心地よい。
産婦人科の先生から、妊婦はのぼせやすいから気をつけるように言われて来たので
ちょこちょこ涼みながら温泉を楽しんだ。
ところどころに水分補給できる場所もあって、完璧。
とくかく、客室数が31しかないから、どの風呂も混んでいないのがいい。
洗い場を待つことがないし、のんびり湯につかることができる。
岩盤浴は予約制で1時間半の貸切。
コットン素材のジンベエとバスタオル、タオル、ペットボトルのミネラルウォーター、
岩盤浴後に飲むと美容によいらしいコラーゲン入りのゼリードリンクを受け取る。
3人で横になって、しばらくたつと、じわっと汗をかいてくる。
私や母よりも、妹が岩盤浴を痛く気に入ったようで、一度も休憩することなく入り続けていた。
翌朝、朝食前に私と母はまだ入っていないお風呂へ。
妹は眠気に勝てず断念した。
いつもは朝風呂の習慣はないけれど、こういう温泉なら毎日でもいいなと思った。
朝食も昨晩と同じ個室に用意されていて、朝から品数の多いこと!
好き嫌いの多い人でも大丈夫なようにということだろうが、好き嫌いの少ない私達は・・・・
でも、美味しかった!
もう何泊かしたかったけれど、チェックアウト。
帰りの踊り子の時間までちょっとあるので、『虹の郷』というテーマパークっぽいところへ。
暖かい時季なら花草木が美しいところらしいが、冬はダメね。
それでもSLに乗ったり、意外と楽しめた。
帰りはぐっすり。
楽しい旅だった。また行きたい!